「感覚をつないでひらく芸術教育を考える会」では、「じっと見る、そして触ってみる、またじっと見る」、「聴こえてきた音を描く、そして描いたものを見る、今度は描いたものを見て音を出す」、「体でリズムを感じる、そしてリズムにのって描く」などのように、諸感覚を統合的に、また往還させながら用いることによって、感性を育む芸術教育を考えていきたいと思っています。感覚をつなぐことで、感覚が未分化である幼い子どもにとっては、もっている力をより表出させることができたり、一方感覚の分化の進んだ子どもや青年にとっては、諸感覚の相関性に改めて気付かせることができたり、また多角的に物事を捉えることができる力の育成にもなるのではないでしょうか。他には、多方面から子どもをみることによって、子どもの個性をもっと引き出すことができるかもしれません。要するに、感覚をつなぐことによって、人間のもっている感覚をより一層ひらいていきたいと考えています。その方法手段を、みなさまと情報交換したり、実際に私たち自身が体験活動する中で考えていきたいと思っています。
今後、研究発表だけではなく、授業参観及びリフレクション、そして演奏、制作、コラボレーションなどの表現発表など、多様な芸術領域で活躍のする方々が、専門分野を発揮し、そして情報を互いに提供できる場として、発展させていきたいと思っています。さらには、研究成果を論文や本にまとめることができたらと考えています。今後ともどうぞご協力お願いいたします。
・研究者(大学等各種研究機関)
・教育者
・学校教育現場の先生(幼・小・中・高・特別支援学校)
・学生
・研究会の開催
研究発表会
展覧会
ワークショップ
その他
・ニューズレターの刊行